メールテストケース

1枚のマトリクスで配信・内容・動作を網羅

メールの種類と確認項目を掛け合わせ、思いつくままのテストから卒業しましょう。認証コード、登録確認、通知、マーケティングテンプレートに対応します。

メールの種類配信内容操作異常系
ログイン認証コード1回の操作で1通だけ届く6桁コードと有効期限が一致するコピーして認証を完了できる古いコードは無効になり、送信頻度も制御される
登録確認宛先と環境が正しい製品名とアカウント情報が正しい確認リンクは1回だけ使用できる期限切れリンクに明確なフィードバックがある
セキュリティ通知イベント発生後、速やかに届く時刻・デバイス・場所を照合できるセキュリティページへのリンクが正しいドメインを指す本人の操作でない場合の対応手順がある
製品通知購読状態に応じて送信される件名とバージョン情報が事実と一致するディープリンクで目的のページが開く購読解除後は再び送信されない
4つの観点

まず広く確認し、リスクの高い部分を深掘りする

マトリクスはすべての組み合わせを機械的に実行するものではありません。重要なリスクが、見栄えのよいスクリーンショットに隠れないようにするためのものです。

配信の事実

タスクの応答、キューの状態、受信アドレス、実際の到着時刻、重複送信を確認します。届かない場合は、まず送信側の証跡を調べます。

内容の事実

件名、差出人、プレヘッダー、本文、金額、日付、有効期限は、製品画面とイベントデータに一致していなければなりません。

ユーザー操作

認証コードのコピー、確認リンクのクリック、返信、購読解除の後に、ユーザーが明確で復旧可能な結果を得られることを確認します。

異常系の境界

成功パターンだけでなく、期限切れ、連続クリック、誤ったアカウント、レート制限、添付ファイル超過、使用済みリンクも確認します。

クライアントの幅

少なくともデスクトップと狭い画面の表示領域を確認し、長い件名、ボタン、表、URLが本文からはみ出さないことを確かめます。

データ分離

各ラウンドでは識別用の新しいアドレスを使い、古いメール、キャッシュ、共有テスト用メールボックスによる判定の歪みを防ぎます。

失敗したケースに残す情報

  • 環境、テンプレートのバージョン、送信タスクID
  • 完全な宛先アドレスとトリガー時刻
  • 到着予定時間帯と実際の確認時刻
  • 受信画面のスクリーンショット、元の件名、リンク先

マトリクスの規模を抑える方法

まず影響度と発生確率で優先順位を付けます。ログイン、セキュリティ、決済関連のメールでは、成功・期限切れ・重複の3パターンを優先して確認し、その後クライアントごとの差異を広げます。

  • 高リスク機能はリリースごとに実行する
  • 低リスクのビジュアル回帰テストはテンプレートのバージョンごとにサンプリングする
  • 既知の外部サービスの遅延には、待機時間帯を個別に記載する
実行手順

1回のテストでは因果関係を1本に絞る

アドレス、テンプレート、トリガー操作、時刻、結果を一続きに追えるようにします。再現できない結論を、そのままリリース判断に使ってはいけません。

準備分離したアドレスを作成し、テンプレートのバージョン、環境、到着予定時間帯を記録します。
実行対象の操作は1回だけ行い、リクエストまたはタスクIDを保存します。連続クリックで重複メールを発生させないでください。
確認テスト用受信トレイを更新し、実際の到着時刻を記録してから、本文全体とリンクを開きます。
完了現象と証拠をケースに記録し、修正後は新しい番号と新しいアドレスで再テストします。